(有)三幸は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています
三幸は国連サミットで採択された持続可能な開発目標SDGs(※1)への取り組みとして17の開発目標の中から特に『目標9:産業と技術革新の基盤を作ろう』と『目標12:つくる責任つかう責任』へ特化したアクリル板を製作しております。
更にものづくりやアップサイクルについての講義や工場見学を行なっております。
(有)三幸の取り組むべき課題
※SDGs
国連の掲げる「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称。あらゆる形態の貧困に終止符を打ち、不平等と闘い、気候変動に対処しながら、誰一人取り残されないようにするため、世界全体で取り組む指標。2030年までに達成するべき17の持続可能な開発目標と169の関連づけられたターゲットで構成されています。
SDGsへの取り組み事例
廃棄される素材(アクリル端材、顔料・染料等)を新たな価値を付加したアクリル板へ
廃棄される素材
アクリル
新たな価値を生み出すアップサイクルへ
※アップサイクル:不要な物をより良い材料または製品に変換する事
フルーツポンチ(粉砕チップ封入)
アクリルの端材を粉砕
アクリルに封入で新たな価値を持つアクリル板に
製品事例・アップサイクルパスケース[東京都×TOKYO ACRYL『東京おみやげ』]
コーヒー豆
使用済みのコーヒー豆とフィルター
それぞれを封入してアクリル板に
製品事例・コーヒーカップキーホルダー
廃色材
アクリル板製作時に使用した顔料の廃液
色をかけ合わせて1枚のアクリル板に
製品事例・バンスクリップ
教育
ワークショップの開催や、教育機関と連携して企業や学生を対象にした工場見学を実施。ものづくりやアップサイクルについての講義を行っております。
プラスチック・スマートへの賛同
SDGsシリーズの中でも代表的な製品である『フルーツポンチ』は環境省のプラスチック・スマートへの取組事例としてご登録いただいております。
プラスチックスマート/アクリルアップサイクル
http://plastics-smart.env.go.jp/case?_token=JlBzC2JUTto8hE9mq622eXR4beulMwnciU6v0Npo&case=1396
プラスチックに係る資源循環の促進への取り組み
三幸(以下:弊社)は【プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律】について製品の設計からプラスチック廃棄物の処理までのライフサイクルの全般に関わる、プラスチックの資源循環3R+Renewableを促進するため取り組んでおります。
「プラスチック使用製品設計指針」「販売・提供段階」の取り組みといたしまして、端材をもう一度磨き『RefineAcrylic』として販売。
端材をもう一度アクリル板に封入して製作する『フルーツポンチシリーズ』や捨てられてしまう廃色材を使用した『SDGsシリーズ』等、プラスチック使用製品の使用の合理化に取り組んでおります。
また、「排出・回収・リサイクル」につきましては、自主回収・再資源化への取り組みとしてTOKYO ACRYL(弊社併設)店頭におきましてアクリル回収ボックスの設置や『RefineAcrylic』へのアップサイクル事業、熱回収によるエネルギー利用を図ることとしてRPF(廃棄物固形燃料化)への取り組みを実施しております。プラスチックに係る資源循環の実現に向けて、効率的で持続可能な資源循環を可能とする環境整備を進めることで、プラスチックに係る資源循環の促進を行ってまいります。
弊社は資源循環の高度化に向けた環境整備を進めることで、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を実現するとともに、2050年カーボンニュートラルを実現するために必要不可欠な循環経済への移行を戦略的に進める取り組みに参画しております。
また、プラスチックに係る資源循環の促進等を通じて、国内のプラスチックをめぐる資源及び環境の課題を解決するとともに、資源循環関連産業の発展を通じた経済成長や雇用の創出などを図ることで、新たな成長の源泉としていくことを目指しております。国の進める「プラスチック資源循環戦略」で掲げた野心的なマイルストーン2の達成を目指し、法に基づき、自らの取組及びその効果を適切に把握するとともに、情報を公開し、全体としての進捗状況を可能な限り定量的に検証しております。
端材の活用
アクリル加工時に出る端材
磨き加工・資材化
ワークショップなどに活用
廃プラスチックのRPF化(廃棄物固形燃料)
再利用できないアクリル板については粉砕・圧縮によりRPF化され、固形燃料として活用されます。
処理施設